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Postfixのinet_interfacesの設定に関するエラーが発生する [Debian]

1. 発生事象


/etc/postfix/main.cf の inet_interfaces の設定に関するエラーが発生する。

[ソフトウェアのバージョン]
postfix 2.11.3-1+deb8u2 (on Debian 8)
postfix 3.1.8-0+deb9u1 (on Debian 9)
mdadm 3.3.2-5+deb8u2 (on Debian 8)
mdadm 3.4-4+b1 (on Debian 9)

[エラーメッセージ]
postfix/sendmail[pid]: fatal: parameter inet_interfaces: no local interface \
found for 192.168.x.x

[inet_interfaces の設定値]
inet_interfaces = $myhostname, localhost

・192.168.x.x は eth0 の IP アドレスである。
・Postfix の起動/再起動時には発生しない。


2. 原因


mdadm の mdmonitor.service の不具合である。

・OS 起動時に mdmonitor からメール通知を行う場合に当該事象が発生する。
・ネットワーク I/F が使用できない状態でのメール送信のためと思われる。

(補足)
・メール通知自体は正常に機能する。
 (127.0.0.1 が使用されたものと思われる。)
・mdmonitor は、mdadm のモニタ機能である。
・mdmonitor.service は、'/sbin/mdadm --monitor --scan' を実行する。
・'/sbin/mdadm --monitor --scan -t' でテスト用にメールを送信できる。


3. 対処方法


下記のいずれかの手順を実施する。

(1) mdmonitor.service の変更

(変更内容)
[Unit] 欄の最後に下記の設定を追加する。
After=network.target


(補足)
/etc/systemd/system/mdmonitor.service の作成
または
/lib/systemd/system/mdmonitor.service の変更


(2) /etc/postfix/main.cf の変更

(変更前)
inet_interfaces = $myhostname, localhost

(変更後)
inet_interfaces = all        … 他ノードから接続を行う場合
または
inet_interfaces = localhost  … 他ノードから接続を行わない場合

[4. 備考]


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Debian9.4へのアップデートでの不具合の改善 [Debian]

Debian 9.4 において、Debian 9.2 以降で発生した Postfix の不具合が改善されている。
詳細は、以下の通りである。

1. ソフトウェアのバージョン


postfix 3.1.8-0+deb9u1
postfix-sqlite 3.1.8-0+deb9u1


2. 改善された不具合


/etc/postfix/main.cf の mynetworks の設定が反映されるようになった。

・該当するアドレスの 25 番ポートが LISTEN 状態になる。
 ('netstat -an | grep :25' の実行結果で確認できる。)


3. 備考


発生していた不具合の詳細
cf. http://dan-project.blog.so-net.ne.jp/2017-10-08



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/dev/dm-0から/dev/mapper/*への変換 [Debian]

[ソフトウェアのバージョン]
・OS: Debian GNU/Linux 8
・lvm2 2.02.111-2.2+deb8u1
・mdadm 3.3.2-5+deb8u2

1. 発生事象


Debian 8 において、'df /' の出力でデバイス・パスが /dev/dm-0 と表示される。

・/ は、mdadm+LVM 構成での LV である。
・/ 以外では、/dev/mapper/* と表示される。
・動作上の問題はない。
・GRUB 設定の root= で /dev/mapper/* を指定しても状況は変わらない。

(補足)
・Debian 9 では発生しない。
 (lvm2 2.02.168-2、mdadm 3.4-4+b1)
・CentOS 6 では発生しない。
 (lvm2-2.02.143-12.el6_9.1.i686、mdadm-3.3.4-8.el6.i686)
・CentOS 7 では発生しない。
 (lvm2-2.02.171-8.el7.x86_64、mdadm-4.0-5.el7.x86_64)


2. 変換方法


下記のいずれかの手順で、/dev/mapper/ 内でのデバイス・パスが取得できる。


(1) /sys/block/ からのデバイス・パスの取得

# cat /sys/block/dm-0/dm/name
vg_linux-debian_root


・/sys/block/dm-0 は ../devices/virtual/block/md0/ へのシンボリック・リンク


(2) /dev/mapper/ からのデバイス・パスの取得

# ls -l /dev/mapper/ | grep -w dm-0 | awk '{print $(NF -2)}'
vg_linux-debian_root


(補足)
/dev/mapper/vg_linux-debian_root は /dev/vg_linux/debian_root でもアクセス可能


3. 備考


(1) 対応するデバイス・パスを一覧表示するスクリプト

#!/bin/sh
for i in `ls -d /sys/block/dm-*`; do
    echo "/dev/`basename $i`" ... "/dev/mapper/`cat $i/dm/name`"
done


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Debian 9.2へのアップデート後の不具合の発生 [Debian]

Debian 9.1 から 9.2 へのアップデート後に Postfix の不具合が発生する。
詳細は、以下の通りである。

[ソフトウェアのバージョン]
・postfix 3.1.6-0+deb9u1
・postfix-sqlite 3.1.6-0+deb9u1

1. 発生事象


/etc/postfix/main.cf の mynetworks の設定が反映されない。

・該当するアドレスの 25 番ポートが LISTEN 状態にならない。
 ('netstat -an | grep :25' の実行結果で確認できる。)


2. 対処方法


Debian 9.1 のパッケージにバージョンダウンする。

(1) パッケージの入手


https://pkgs.org/ 等から、下記のパッケージをダウンロードする。

・postfix-sqlite_3.1.4-7_i386.deb
・postfix_3.1.4-7_i386.deb


(2) パッケージのインストール

# dpkg -i postfix_3.1.4-7_i386.deb postfix-sqlite_3.1.4-7_i386.deb


(3) Postfix の再起動

# /etc/init.d/postfix restart
または
# systemctl restart postfix


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Debian 9でFlash Pluginのクラッシュが度々発生する [Debian]

[ソフトウェアのバージョン]
・OS: Debian 9.1
・Firefox 45.9.0 ESR、Firefox 52.3.0 ESR
・Flash Plugin v27.0.0.130

1. 発生事象


radiko で Adobe Flash Plugin がクラッシュする。

・必ず発生するわけではないが、度々発生する。
 (初回アクセス時に発生しなければ、その後は発生しない。)
・当該事象が発生する場合には、ページの表示に非常に時間を要する。
・Debian 8 (フラウザ、Flash Plugin のバージョンは同じ) では発生しない。
・発生する場合としない場合で、何が異なるのかは不明である。


2. 対処方法


(1) Flash Plugin をできる限り新しいバージョンにする。

(2) ページが正しく表示されない場合には、[ページを再読み込み] を選択する。

(3) ページが正しく表示された場合には、エラーメッセージを無視する。


・特に問題なく機能する。
・万一問題が発生する場合には、[ページを再読み込み] を再度選択する。


(補足)
v27.0.0.130 に更新した後に上記 (2)、(3) での対応ができるようになった気がする。
(正確に検証したわけではない。)


3. 備考


(1) Firefox のエラーメッセージ

###!!! [Parent][MessageChannel::Call] Error: \
(msgtype=0xA20006,name=PPluginInstance::Msg_NPP_SetWindow) \
Channel timeout: cannot send/recv

###!!! [Parent][MessageChannel] Error: \
(msgtype=0x2E0001,name=PBrowserStream::Msg_Write) \
Channel timeout: cannot send/recv

###!!! [Parent][MessageChannel] Error: \
(msgtype=0x2E0003,name=PBrowserStream::Msg_NPP_DestroyStream) \
Channel timeout: cannot send/recv


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Debian 9の'systemctl list-unit-files'の色表示がおかしい [Debian]

[ソフトウェアのバージョン]
systemd 232-25

1. 発生事象


'systemctl list-unit-files' の色表示がおかしい。

・状態の表示部分のみでなく、行全体が色付けされる。
・最終行で使用された色が画面の前景色となってしまう。

(補足)
Debian 8 (systemd 215-17+deb8u7) では発生しない。


2. 対処方法


(1) 上記事象の発生時に対応する場合


reset コマンドを実行する。


(2) 上記事象を発生させたくない場合


下記の内容で /usr/local/bin/systemctl を作成し、このスクリプトを使用する。
または、出力行数に関係なくページャーを使用(ページャーにパイプ連携)する。

#!/bin/bash
#
# patch for 'systemctl list-unit-files' (on Debian 9)
# - turn off colors
# - disable underline
#
# target version: systemd 232-25
#

/bin/systemctl "$@" | cat
exit "${PIPESTATUS[0]}"


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Firefox + uim環境で日本語入力の開始/終了ができないことがある [Debian]

Debian 8 上の Firefox において、uim での日本語入力の開始/終了ができないことがある。
以下は、この事象への対応についてまとめたものである。

[ソフトウェアのバージョン]
uim-anthy 1:1.8.6-8
uim-common 1:1.8.6-8
uim-gtk2.0 1:1.8.6-8
uim-utils 1:1.8.6-8
uim-xim 1:1.8.6-8

1. 発生事象


Firefox + uim 環境で日本語入力の開始/終了ができないことがある。

・Google 検索の入力画面で度々発生する。
・他のソフト、他の画面では問題なく使用できる。


2. 対処方法


下記の手順を実施する。

(1) 環境変数 GTK_IM_MODULE の設定値変更

(変更前)
export GTK_IM_MODULE=uim

(変更後)
export GTK_IM_MODULE=xim

3. 備考


(1) 上記事象が改善されない場合の対応方法


(a) 変換待ちとなっている場合には、キャンセルを行う。


・変換待ちとなっていないかの確認
 Space キーを押下し、変換候補が表示されないかを確認する。
 変換候補が表示された場合、変換待ち状態である。

・変換待ち状態の場合には、この状態を解除する。
 ESC キー、または Control-G を押下する。
 (ほとんどの場合は、これだけで改善できる。)


(b) 上記の手順で改善しない場合には、当該タブを閉じる。


・当該タブでアクセスしている URL をメモする。
・当該タブをを閉じた後に新しいタブを開く。
・新しいタブで、メモした URL にアクセスする。


(2) Debian 8 に限定される問題ではないと思われる。


Firefox と uim の組み合わせで発生する問題のように思われる。


Debian 9.0へのアップグレード後の不具合対応 [Debian]

Debian 9.0 へのアップグレード後に発生した不具合の残件対応を行った。
詳細は、以下の通りである。

・発生した不具合の一覧
 cf. http://dan-project.blog.so-net.ne.jp/2017-06-25

1. 発生事象


X アプリでノード名を付けて指定したディスプレイを開けない。

(例)
% xterm -display localhost:0
xterm: Xt error: Can't open display: localhost:0


・パッケージのバージョン
 xserver-xorg 1:7.7+19
 xserver-xorg-core 2:1.19.2-1
 xinit 1.3.4-3+b1


2. 対処方法


/usr/bin/Xorg を変更し、起動時のオプションに '--listen tcp' を追加する。

# cd /usr/bin
# diff Xorg Xorg.org
8c8
<       exec "$basedir"/Xorg.wrap -listen tcp "$@"
---
>       exec "$basedir"/Xorg.wrap "$@"
10c10
<       exec "$basedir"/Xorg -listen tcp "$@"
---
>       exec "$basedir"/Xorg "$@"

3. 備考


(1) /usr/bin/Xorg の変更により、6000 番ポートが Listen 状態になる。

% netstat -an | grep 6000
tcp        0      0 0.0.0.0:6000            0.0.0.0:*           LISTEN
tcp6       0      0 :::6000                 :::*                LISTEN


(2) /etc/X11/xinit/xserverrc の変更では効果がない。

# cd /etc/X11/xinit
# diff xserverrc xserverrc.org
3c3
< exec /usr/bin/X "$@"
---
> exec /usr/bin/X -nolisten tcp "$@"


Debian 9.0へのアップグレード時に発生した不具合への対応 [Debian]

Debian 9 のテスト環境作成のため、Debian 8.8 から Debian 9.0 へのアップグレードを行った。
以下は、その際に発生した事象とその対応をまとめたものである。

1. アップグレードの手順


これまでのバージョンでの実施手順と同様である。
( https://www.debian.org/releases/stretch/i386/release-notes/ch-upgrading.ja.html )


2. 発生事象 (対応済)


(1) アップグレード後に LVM が認識されない


・ブート時に LVM が認識されない。
・マウントに失敗し、システムが正常に起動できない。
・emergency mode になる。


(a) 対処方法


下記の手順を実施し、initramfs image を更新する。

・emergency mode で、root のパスワードを入力
・lvscan を実行
・マウントに必要な VG に対して、'vgchange -ay ' を実行
・exit を実行(emergency mode の終了)
・/boot/initrd.img-* の更新
 (update-initramfs -c|-u -k `uname -r`)
・システムの再起動


(2) コンソールで、日本語キーボードとして認識されない


・/etc/default/keyboard は Debian 8 からの流用である。
・'localectl set-keymap jp106' の実行では改善されない。
・X 環境では日本語キーボードと認識される。


(a) 対処方法


/etc/rc.local に下記の設定を追加する。

loadkeys jp106


(3) 一般ユーザーで X を 起動できない。


・パッケージのバージョン: xserver-xorg 1:7.7+19
・/var/log/Xorg.0.log が作成されない。
 (~/.local/share/xorg/Xorg.0.log が作成される。)
・ログファイルのエラーメッセージは、下記の通りである。

Fatal server error:
(EE) parse_vt_settings: Cannot open /dev/tty0 (Permission denied)


(a) 対処方法


/etc/X11/Xwrapper.config を変更する。

# diff Xwrapper.config Xwrapper.config.org
14,15c14
< allowed_users=anybody
< needs_root_rights=yes
---
> allowed_users=console


・上記の対応後、/var/log/Xorg.0.log が作成されるようになる。


(4) mplayer で ~/.mplayer/{config,input.conf} の設定が反映されない。


(a) 原因


mplayer から mpv に変更されたためである。
・mplayer は mpv へのシンボリックリンクとなっている。
・mplayer と mpv では、設定ファイルのパスが異なる。


(b) 対処方法


下記のパスに設定ファイルを作成する。

~/.mpv/{config,input.conf}
または
~/.config/mpv/{mpv.conf,input.conf}


(c) 設定ファイルへの設定例

% cat ~/.mpv/config
# display size and aspect ratio
video-aspect=16:9
geometry=320

% cat ~/.mpv/input.conf
# key bindings
MOUSE_BTN3 volume 1
MOUSE_BTN4 volume -1


(5) gnome-session が想定通りの動作とならない。


・パッケージのバージョン: gnome-session-flashback 3.22.0-3
・'exec gnome-session --session=gnome-flashback' で起動できない。


(a) 対処方法


gnome-session の起動部分を下記のように変更する。
( cf. https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/GNOME_Flashback )

(変更前)
exec gnome-session --session=gnome-flashback

(変更後)
export XDG_CURRENT_DESKTOP=GNOME-Flashback:GNOME
exec gnome-session --session=gnome-flashback-metacity


(b) gnome-session のバージョンの確認方法


・gnome-session --version: 出力なし
・/usr/lib/gnome-session/gnome-session-binary --version: 出力なし
・gnome-session-inhibit --version: バージョンを表示


3. 発生事象 (未対応)


(1) X アプリでノード名を付けて指定したディスプレイを開けない。


・パッケージのバージョン: xserver-xorg 1:7.7+19
・'Xt error: Can't open display' と出力される。
・'xhost +' を実行しても状況は変わらない。
・xauth を無効化しても状況は変わらない。
・':0' で指定した場合には開ける。

(例)
% xterm -display localhost:0
xterm: Xt error: Can't open display: localhost:0


xawtvのウィンドウサイズを変更すると画像が表示されなくなる [Debian]

[ソフトウェアのバージョン]
xawtv 3.103-3+b1
linux-image-3.16.0-4-686-pae 3.16.39-1+deb8u2

1. 発生事象


Debian 8 において、xawtv のウィンドウサイズを変更すると画像が表示されなくなる。

・xawtv を再起動すると回復する。
・Debian 7 (linux-image-3.2.0-4-686-pae 3.2.86-1)では発生しない。
・xawtv 3.102-3 (Debian 7 のパッケージ)に変更しても状況は変わらない。


2. 原因


kernel 3.16.x 上で発生する xawtv のバグである。
(詳細は、備考を参照。)


3. 対処方法


下記の手順を実施する。

(1) 更新するパッケージの入手


ubuntu 16.10 の下記のパッケージをダウンロードする。

fontconfig-config_2.11.94-0ubuntu2_all.deb
libfontconfig1_2.11.94-0ubuntu2_i386.deb
pia_3.103-4_i386.deb
scantv_3.103-4_i386.deb
xawtv-plugins_3.103-4_i386.deb
xawtv_3.103-4_i386.deb


(補足)
・Debian 8 用の更新パッケージはリリースされていない。
・Debian sid よりも ubuntu 16.10 の方が更新するパッケージの数が少ない。
https://pkgs.org/ 等から当該パッケージをダウンロードする。


(2) パッケージの更新

# dpkg -i *.deb


(補足)
更新内容は、下記の通りである。

・fontconfig-config
 2.11.0-6.3+deb8u1 => 2.11.94-0ubuntu2
・libfontconfig1
 2.11.0-6.3+deb8u1 => 2.11.94-0ubuntu2
・pia
 3.103-3+b1 => 3.103-4
・scantv
 3.103-3+b1 => 3.103-4
・xawtv-plugins
 3.103-3+b1 => 3.103-4
・xawtv
 3.103-3+b1 => 3.103-4

[備考]